かの有名な日本海海戦ゆかりの殿崎国定公園 日露友好の地【対馬】
日本海海戦ゆかりの殿崎国定公園
上対馬の殿崎にある殿崎国定公園。三宇田浜海水浴場からも近いです。駐車場もあるので車での訪問も安心。
公園の入口には日露友好の丘があり記念碑が建っています。
公園内にある日本海海戦紀念碑。対馬沖では1905年(明治38年)の5月27〜28日にかけて大日本帝国海軍とロシアのバルチック艦隊による日本海海戦が行われました。
この海戦で撃沈されたロシアの艦の水兵がボートでこの地に上陸。地元の方々はロシアの水兵さんを手厚くもてなしたそうです。「恩海義嶠」はこの話を聞いて感銘を受けた東郷平八郎減元帥によるもの。先程の日露友好の丘の記念碑もこの逸話にちなんだものと思われます。
こちらは日露慰霊の碑。犠牲になられた方々の名前が刻まれています。
殿崎国定公園から見た海岸沿い。
公園内にはヘリポートもありました。
ここから先は啄木路殿崎コースというトレッキングコースになっています。
けもの道ではありますが比較的歩きやすいです。
こちらは連理の枝と呼ばれている木で別名は恋人の木。並んでいる二本の木が枝でつながっています。このつながった枝の下をくぐると愛が深まるそうです。
しばらく進むと視界が開けた場所に出ました。
啄木路殿崎コースから見た対馬の海岸線。
そしてこちらが日本海海戦で撃沈されたロシア艦の水兵達が上陸した場所です。大変な思いをされてここにたどり着かれたのでしょう。その後に島民の方にもてなされたのがせめてもの救いです。過去の教訓を活かして友好な関係を築いていけなものでしょうか。
掲載内容は訪問当時のものです。現在とは異なる場合もありますのでご注意ください。
当サイトの文章、写真は無断転載禁止です。
- スポット名殿崎国定公園
- 住所長崎県対馬市上対馬町西泊845 殿崎国定公園
トップページへ