島の歴史スポット 津波館もある徳洋記念緑地公園【北海道 奥尻島 観光】
最南端の岬にある徳洋記念緑地公園
奥尻島の最南端にあたる青苗岬にある徳洋記念緑地公園。
その名の通り徳洋記念碑の周囲に整備された公園です。1880年(明治13年)に英国軍艦アイアン・デューク号が訓練のための遠洋航海中に青苗岬沖で座礁。当船に乗船されていた有栖川宮威仁親王(ありすがわのみや たけひとしんのう)は島に上陸し島民や他国の軍艦とともに救助にあたられました。この出来事を讃えるために建造されたのが徳洋記念碑。1983年(昭和58年)の日本海中部地震と1993年(平成5年)の北海道南西沖地震の津波にも耐えた建物です。
徳洋記念碑のそばから見た奥尻島の海。
敷地内には奥尻島津波館もあります。1993年(平成5年)7月12日の10:17に発生した北海道南西沖地震の津波で壊滅的な被害を受けた奥尻島。その歴史を後世に伝える施設です。
こちらは奥尻島津波館のそばにある時空翔。
時空翔は北海道南西沖地震の犠牲になられた198名の方々の慰霊碑です。
こちらは麻生直子さんの歌碑。麻生さんは奥尻島出身の詩人です。
現在の上皇陛下の御製(天皇が作られた文章など)の石碑。1993年(平成5年)7月27日、上皇陛下はお見舞いのため被災地を訪れられました。翌1994年の新年にお詠みになられたものです。
階段の上にある時空翔のモニュメント。奥尻島は大変な困難を乗り越え1998年(平成10年)に完全復興宣言が出されました。
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- スポット名徳洋記念緑地公園
- 住所北海道奥尻郡奥尻町青苗 徳洋記念緑地公園
- 駐車場有
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