宇久氏の菩提寺で七代までの霊廟がある東光寺と神楽が伝わる神島神社【宇久島】

宇久氏の菩提寺である東光寺

宇久島の中心である平にある東光寺。後に五島列島を平定して五島氏となった宇久氏の菩提寺(先祖代々のお墓があるお寺)です。

01入口

参道を進むと朱色の山門がありました。

02山門

11山門

東光寺は少し高い場所にあるので山門からは平の街が見渡せます。

12東光寺から

東光寺の境内。

03本堂

こちらが本堂になります。

04本堂

本堂には龍をかたどった装飾がありました。

06装飾

07装飾

中央の龍の装飾の下には五島氏の家紋、丸に花菱。

05装飾

本堂のお仏壇です。

08堂内

宇久氏の菩提寺であるということで、本堂の裏には宇久氏七代の当主の霊廟がありました。

09七代の墓

八代の宇久覚が福江島に移るまで宇久島を拠点としていた宇久氏。その七代までの当主のお墓が東光寺に残っています。

10七代の墓

神島神社

東光寺の近くにある神島神社(こうじまじんじゃ)。

13神島神社 鳥居

こちらが拝殿です。

14神島神社 社殿

五島列島には各地に神楽が伝わっていて、ここ宇久島には宇久神楽が伝承されています。宇久には神島神社に伝わる福江藩系と宇久島神社に伝わる富栄藩系の2つがあり祈年祭や新嘗祭で奉納されるということです。ちなみに五島に伝わる他の神楽には玉之浦神楽・岐宿神楽・富江神楽・福江神楽・上五島神楽・有川神楽があるそうです。

15神島神社 五島神楽

神社のすぐそばには宇久松原遺跡から出土した支石墓がありました。宇久松原遺跡は弥生時代の墓地遺跡。支石墓は朝鮮半島がルーツのお墓で五島列島ではここだけに見られる貴重な遺構だそうです。宇久島には弥生時代から人が住んでいたんですね。

16神島神社 支石墓

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  • スポット名
    東光寺
  • 住所
    長崎県佐世保市宇久町平2397 東光寺

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