竹富島のおすすめ観光スポット7つ!アクセスや雰囲気をご紹介!

行ったことがない人にとって離島はおそらく未知の世界ではないでしょうか。実際に竹富島を訪れ旅行した管理人がご紹介します。

竹富島の概要

八重山諸島に属する竹富島。小浜島、黒島、鳩間島、西表島、波照間島、新城島などとともに八重山郡竹富町に属しています。島の人口は約330人ほど。島内には伝統的な家屋が残っていて重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に指定されています。戦争の影響で壊滅的な被害を受けた沖縄にあって非常に貴重な島です。

竹富島へのアクセス

竹富島は本土(ここでは本州・九州・四国・北海道・沖縄本島)から直通の公共機関のない二次離島。空港はなく交通手段は八重山諸島の中心地である石垣島からの高速船のみです。ちなみに本土から石垣島へのアクセスは飛行機のみ。那覇からはもちろん羽田、関空、セントレア、福岡の各空港から直行便があります。以前は石垣島への航路もありましたが廃止されてしまったため現在はありません。そのため竹富島に行くには飛行機と船を乗り継いで行く必要があります。

石垣島から一番近い竹富島は高速船で約10分ほど。八重山諸島の他の有人島に比べるとアクセスはいいほうでしょう。西表島発の石垣島行きで竹富島経由、小浜島発で石垣島行きの航路で竹富島経由、黒島発で石垣島行きの航路で竹富島経由の船もあります。

島内でのアクセス

竹富島は小さな島なのでそもそもレンタカーやレンタルバイクないです。バスもあるようですが島内を巡るとなると現実的ではありません。そのためレンタサイクルが主な移動手段になります。頑張れば徒歩でも観光は可能。集落内は未舗装の道も多いのでレンタサイクルでも気をつける必要があります。

竹富島の飲食事情

飲食店に関しては非常に数が限られている竹富島。定休日でなくても急にお休みになることもあります。特に夜は買い物できるお店もないので、外食する予定がある場合は飲食店が営業しているか直接電話で確認しておくのが無難です。

竹富島の印象

まだ離島に行ったことがなかった頃の自分は何となく南の島のイメージというものを持っており、そのイメージに近い島トップスリーくらいに入る竹富島。島内にはいたるところに赤瓦の家屋やサンゴの石垣があって非常に趣があります。集落内の道は未舗装でのんびりとした雰囲気。昔ながらの街並みが残っていつつもインフラは整っていおりいいとこ取りの島です。

最近はリゾートホテルも開業していて宿泊施設は充実している模様。勝手ですができれば過度な開発にならなければいいなと個人的には思います。とはいえ島の経済や雇用のためには必要なのかもしれないので部外者が口を挟む事ではないかもしれませんね。

とはいえ魅力的な場所に変わりはないので気になってる人がいたらぜひ訪れていただきたいです。石垣島からの日帰りも可能ですが、できれば竹富島に宿泊するのもオススメ。ゆっくり過ごすのもいいと思います。

主な竹富島の観光

竹富島は小さは島ですが見どころも多数あるので、ここでは主な観光スポットをご紹介します。

なごみの塔

竹富島の西集落にそびえるなごみの塔。赤山丘という場所に設置されていて周囲は赤山公園として整備されています。以前は塔に登ることができましたが、残念ながら現在は老朽化により閉鎖されています。

01なごみの塔

あかやま展望台

なごみの塔のすぐ近くにあるあかやま展望台。「丘の駅」の屋上が展望台となってます。

06あかやま展望台

なごみの塔が閉鎖されてしまった今、赤瓦屋根が多く残る竹富島の風景を上から眺められる貴重なスポットです。

12あかやま展望台から

旧与那国家住宅

竹富小中学校の近くに残る旧与那国家住宅。1913年(大正2年)に建てられたといわれる住宅です。

01入口

主屋である「フーヤ」と炊事場である「トーラ」からから成っています。私の訪問時は中を見ることができなかったので、機会があれば見たみたいです。

04旧与那国家住宅

仲筋井戸

竹富小中学校の近くにある仲筋井戸。現地ではナージカーと言います。石垣島からの海底送水がはじまるまでは飲料水としても利用されていたというから驚きです。

02仲筋井戸

ンブフル

仲筋井戸の近くにあるンブフル。島で飼っていた牛が飛び出し、角で土や岩を突き上げ一夜で築かれた丘と伝わっています。昔はこの丘の上に見張り台があったそうです。

西桟橋

その名の通り島の竹富島の西海岸にある西桟橋。コンドイビーチと同じ並びでコンドイビーチより北にあります。

桟橋は先端まで歩いて行くことができ竹富島の綺麗な海の景色を見ることができます。私の訪問当日は台風の影響で向かって右側だけ波立ってました。

コンドイビーチ

竹富島随一のビーチでるコンドイビーチ。島の西側の海岸にあり、中心部から歩いてもなんとか徒歩圏内です。遠浅で波も穏やかなので海水浴にもピッタリ。

そしてこのビーチにはおそらく野良と思われる猫ちゃんがたくさんいます。人馴れしているようで逃げることもないです。猫好きにはたまらないですね。

またコンドイビーチ近海には干潮時に砂浜が現れることでも有名。「幻の浜」などと呼ばれているそうです。

なんとこの幻の浜は徒歩で行けます。少し潮が満ちてきたときの海の景観もキレイでした。

皆治浜

こちらも竹富島の西側に海岸にある皆治浜。コンドイビーチより少し南になります。竹富島で海水浴といえばコンドイビーチですが、皆治浜は星砂のビーチとして有名。

星の形をした砂を探してみるのも楽しそうです。ちなみにこちらの皆治浜は流れが早いため遊泳禁止。目で見て楽しみましょう。

竹富島の風景

ここまで主な観光スポットを紹介してきましたが、昔ながらの街並みが残っている竹富島は言ってみればあそこもここも観光スポット。

集落内をブラブラするだけでも十分に楽しめると思います。

石垣にはネズミなどが住み着いて、ハブがそのネズミを食べに来るので残ってないことが多いです。竹富島にもサキシマハブというハブがいるそうですが毒は弱い。毒の強いホンハブやタイワンハブがいないことも石垣が残っている要因かもしれません。

島内を歩いていると、ときおり牛車を見かけます。私は竹富島では乗ってないのですがこの風景を見るだけでも和みます。たまにお散歩中の水牛もいました。

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