江戸時代から保護され現在も維持されている亀河原の椿原生林【久賀島】
江戸時代より保護されてきた亀河原の椿原生林
久賀島の西の端っこのほうにある亀河原の椿原生林。フェリーひさかが到着する田ノ浦港の左側になります。観光サインに沿って進んでみました。
道中にはこんなワイルドな箇所もあります。
原生林の手前でもすでに椿がちらほら。
猫でしょうか。コンクリートに動物の足跡がくっきりと残っていました。かわいいですね。足跡はこれだけですが、ここからどこに向かったのか気になる。
この辺りから椿原生林になるんでしょうか。椿でトンネルのようになっています。
視界が開けたところにあった「落椿 踏みつつ来れば 海近し」と書かれた歌碑。
道しるべは倒れかけていました。
先程の歌碑の通り海が近いです。
再び両脇に椿が生えているエリア。
五島列島といえば椿油が名産ですが、なかでも久賀島は「椿の島」として有名だそうです。
久賀島では江戸時代から椿が保護されていて伐採は禁止。それが今も続いているそうです。
そのお陰で今も島内には約12万本の椿が自生。
現在はボランティアの方々が管理されているとのことで頭が下がりますね。
再び少し視界が開けた場所。
轍の先には海が見えます。
この辺りまで来ると椿原生林は終わりのようですね。
振り返ると山を下ってきたのが分かります。
椿原生林からの道を進み続けると先ほど山中から見えて海岸に出ました。
ここが亀河原なんでしょうか。コンディションがよければもっときれいな海が見えたかもしれません。
原生林にはお店はもちろん自販機もないので特に夏は飲み物必須。人気もないでちょっぴり怖かったですが、江戸時代より守られてきた原生林は一見の価値があると思います。
掲載内容は訪問当時のものです。現在とは異なる場合もありますのでご注意ください。
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- スポット名亀河原椿林
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