沖縄の民謡にも歌われるリュウキュウマツ 久米の五枝のマツ【久米島】

五枝の松園地

久米島の北西部、カンジンダムというダムの近くにある久米の五枝のマツ。周辺は五枝の松園地として整備されています。

01五枝の松園地

ウフガー

園地にあるこの井戸はウフガーと呼ばれ、水道ができるまでは生活水として利用されていました。ウフガーは漢字で産川と書き、この水を産湯に使っていたことが由来となっています。井戸の上の屋根はリュウキュウチクでできているそうです。

02ウフガー

久米の五枝のマツ

久米の五枝のマツは高さ6m、幹の周りが約4.3m。枝が地面をおおう面積は250㎡もあるリュウキュウマツです。

03久米の五枝のマツ

18世紀初頭に土帝君(農業の神様)を祀った際にこの地に植えられました。300年以上も歴史があるようですね。

04久米の五枝のマツ

根が石を枕にして地面に広がり、枝が波打つように地をはう美しさは琉歌にも歌われています。堂々としたお姿ですね。

05久米の五枝のマツ

ちなみに久米島のご当地マンホールはこの五枝のマツ。いかに島の方々に親しまれているか分かりますね。

07マンホール

クメジマボタル生息地

久米の五枝のマツの近くにあるクメジマボタル生息地。1993年に発見された比較的新しいホタルです。久米島の川だけに生息している貴重なホタル。この川にも住んでいるそうです。羽化するのは4〜|5月。飛んでいるところを一度は見てみないです。

06クメジマボタル生息地

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  • スポット名
    久米の五枝のマツ
  • 住所
    沖縄県島尻郡久米島町上江洲 五枝の松

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