小さな島の大自然!散策しやすいオンコ原生林【北海道 焼尻島 観光】
天然記念物に指定されているオンコ原生林
中央部の東側には自然林が残っている焼尻島。焼尻の自然林として国の天然記念物に指定されています。一般的にはオンコ原生林とかオンコ林と呼ばれているみたいですね。
原生林の入口には会津藩士のお墓がありました。江戸時代末期、幕府から北方警備を命ぜられた会津藩。藩士は樺太などへ出兵しました。樺太から帰還中だった会津藩士が乗った船が難破し、その被害にあわれた方が島に漂着したそうです。その際に島民の方々に手厚くほうむられたということです。
ここから先は車両進入禁止なので歩いていきましょう。
このオンコの木は奇木「鶴の木」というそうです。
こちらは奇木「亀の木」。こちらもオンコの木です。
オンコ原生林の中には未舗装ではありますが道があり比較的歩きやすいです。
分かれ道にあった道標。
まずはうぐいす谷方面へと向かいます。ここの道はばっちり舗装してありました。
オンコの奇木、「堅琴の木」。これは分かりやすく立派な形をしていますね。
こちらは名木「見返りのオンコ」。正統派のオンコの木でしょう。
オンコの奇木「夫婦の木」です。縁起がいいですね。
名木奇木のあるエリアを抜けてさらに先へ。
しばらく進むと橋が見えてきます。ここがうぐいす谷。
橋の上から下をのぞいてみると小さな川が流れていました。
うぐいす谷のそばにあった「鶯谷の姥松」。昔ここには島の主であるテングが住んでいると考えられていたそうです。掟を破りこの場所に木を刈に行った人が木の下敷きになったため誰も立ち入らなくなりました。そのためここにだけ巨木が残っているそうです。
鶯谷の姥松の先の分かれ道。左は白浜野営場方面で、今回は右の雲雀ヶ丘公園方面へ行ってみました。
公園へ向かう途中にあったとうせんぼをしている木。なかなか面白い形をしています。
雲雀ヶ丘公園へと向かう道。
途中からは舗装がなくなりました。
轍があるので車も走れそうですが、おそらく公園を管理するための車両のものでしょう。一般車両は進入禁止です。
オンコ原生林のエリアへ戻ってきたみたいですね。
オンコ原生林の道。
道標に従って雲雀ヶ丘公園へと向かう舗装路を進みます。
ようやく公園に到着。
公園には小さな沼がありました。
平坦なスペースにはテーブルと椅子が一組。
沼には橋がかかっていました。
うぐいす谷の橋によく似ています。
橋付近の沼には何やら植物が生い茂っていました。
橋の近くにあったテーブルと椅子。
沼に沿って進みます。
その先にあった奇木「エゾ鹿」。確かに鹿の角に見えますね。こちらはナラの木です。
さらにその先にあったナラの奇木「知恵の輪」。曲がりくねって輪ができています。これはすごい。
いつの時代のものか分かりませんが御大典記念の書かれた石碑。御大典は天皇陛下が即位される際の儀式の一つだそうです。
記念の近くにあった幻想の径。
そう言われると確かに趣があるように思えますね。
うぐいす谷方面とめん羊牧場のあるオンコ海道の分岐点。今回のオンコ原生林散策の終着点です。焼尻島は小さな島ですがこれ程の原生林が残っており豊かな自然があることを実感しました。しかも散策しやすいので焼尻島に来た際は散策をおすすめします。ちなみに私はこの後は焼尻めん羊牧場へ向かいました。
中央部の東側には自然林が残っている焼尻島。焼尻の自然林として国の天然記念物に指定されています。一般的にはオンコ原生林とかオンコ林と呼ばれているみたいですね。ここから先は車両進入禁止なので歩いていきましょう。焼尻島は小さな島ですがこれ程の原生林が残っており豊かな自然があることを実感しました。
焼尻島の観光スポット
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- スポット名オンコ原生林
- 住所北海道苫前郡羽幌町焼尻緑岡
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