尚円王生誕580年記念でつくられた尚円王御庭公園【伊是名島】
生誕580年記念でつくられた尚円王御庭公園公園
尚円王生誕580年を記念して1995年(平成7年)に開園した尚円王御庭公園。
尚円王は伊是名島出身の琉球王国の国王です。尚円王は第二尚氏王統の開祖。尚円王の以前と以降で王朝の血筋が違うということです。琉球王国という看板はそのままに主が変わったということでしょう。
公園内にあった歌碑。尚円王の子孫の方の歌だそうです。
島出身の版画家・名嘉睦稔による金丸銅像もありました。金丸とは尚円王が王になる前の名前です。
潮平井
尚円王が誕生した際の産湯に使ったと伝わる潮平井(スンジャガー)。馬のひづめの形をした井戸で昔は飲用にも使われていたそうです。
みほそ所
尚円王の生家跡地であるみほそ所。尚円王御庭公園の近くにあります。
生家跡地の一角には3つの石が地面に置かれている場所があります。石の下には尚円王のへその緒が埋められているという説がありみほそ所と呼ばれています。”みほそ”とは島の言葉で”おへそ”の意味。石が置いてあるのは飼われていた家畜が掘り起こして食べないためだそうです。
みほそ所の近くにあったくだみ石。青年時代の尚円王が馬に乗るときに踏み台にした石だそうです。
尚円王ゆかりの地につくられた尚円王御庭公園。島の方にとって尚円王は特別な存在なんでしょうね。
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- スポット名尚円王御庭公園
- 住所沖縄県島尻郡伊是名村諸見 尚円王御庭公園
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