神様の島の奇岩 波の侵食によって形づくられたノッチ【大神島】

漁港付近のノッチ

宮古島の北に約4キロほど離れた場所にある大神島。宮古島の島尻漁港から船で行くことができます。

そんな大神島の沿岸には不思議な形をした巨石が点在。この写真は大神漁港付近の石です。この奇石はノッチと呼ばれ、もともとは陸地にあった石が島の隆起に伴って転げ落ちた物だそうです。

転げ落ちた後、波の侵食によって不思議な形になりました。

大神島は神様の島といわれていて、島の物を壊すのはもちろんその辺に落ちてる石にいたるまで持ち帰るのも禁止です。

大神漁港あたりのノッチはわりとドッシリしたものも多く安定してそうです。

外周道路

集落の前を通って北上。

外周道路はこんな感じです。

水底電話ケーブルがあったりするのでむやみに道路から出るのはやめましょう。また大神島は聖域がたくさん存在する島。ケーブルがなくてもやたらと歩き回るのは厳禁です。

島の北側に向かい途中にあった砂浜。

その辺にいた野良猫です。こんな小さな島でも野良猫はいるんですね。

陸地にも岩がゴロゴロしてます。

大神島の海。遠浅で穏やかですね。

外周道路はきれいに整備されていて散策にぴったり。神秘的なノッチを見ながらの散策は贅沢ですね。

陸地側にもノッチではないと思いますが、ノッチっぽい岩がありました。

この辺りはあまりノッチがないエリアのようです。

北部のノッチ

もう少し進むといよいよノッチのあるエリアになってきます。

陸地側もさらに岩が増えてきました。

この水は海水なんでしょうか。

ちょっとした池みたいになってます。

陸地にあるデカい岩。

こちらは海です。ノッチが増えてきました。

この辺りのノッチは漁港周辺と比べると下部がより侵食で削られてます。

そのためよりダイナミックな造形。

ノッチのクライマックスなエリアといっても過言ではないでしょう。ノッチは侵食が進むと倒れることもあるので、下が細いノッチは今のうちにじっくり見ておきましょう。

もうすぐ外周道路の終点。

外周道路の終点にあったデカい岩。

険しい地形をしてますね。

もともとは舗装してあったんでしょうが、壊れているところもあります。

先の方にはスロープもありました。海に入ることもできそうです。

この辺りは陸から少し先にほうにもノッチがあります。

あんなところまで転がっていったんでしょうか。

ノッチもすごいですが海も綺麗ですね。

大神島にレンタサイクルなどはないので移動は基本歩きになりますが、時間があればノッチを見ながら歩くのも楽しいと思います。くれぐれも神様や島の方に迷惑をかけないように散策しましょう。

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