宮古島のおすすめ観光スポット13個!アクセスやグルメもご紹介!
行ったことがない人にとって離島はおそらく未知の世界ではないでしょうか。実際に宮古島を訪れ旅行した管理人がご紹介します。
宮古島の概要
宮古列島に属する宮古島。宮古列島は沖縄本島と石垣島などがある八重山諸島の間に位置しており8つの有人島があります。宮古島はその中心地で人口は約50,000人。
池間島、伊良部島、下地島、来間島とは橋でつながっているので陸路での移動が可能です。宮古島と池間島を結ぶ池間大橋は1992年、宮古島と来間島を結ぶ来間大橋は1995年、宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋は2015年に開通。今の状態になったのは比較的最近のことです。船で島に渡るのもいいものですが橋のお陰で島巡りは格段に楽になってます。
全島が宮古島市に属しており、同市には池間島・伊良部島・下地島・来間島・大神島も含まれています。
宮古島へのアクセス
本土(ここでは本州・九州・四国・北海道・沖縄本島以外という意味です)からのアクセスは飛行機のみ。羽田空港・関西国際空港・那覇空港から直行便があります。また陸路で行くことができる下地島空港にも羽田空港・神戸空港・那覇空港から、夏季はこれに加えて福岡空港、そしてなんと仁川空港(ソウル)からも直行便があります。離島で国際線というのは珍しいのではないでしょうか。ちなみに以前は那覇からのフェリーもあったそうですが2008年に廃止されてしまいました。現在の航路は貨物船のみとなってます。個人的にはフェリーにバイクを積んで島巡りをしてみたかったので残念です。
また宮古島からは大神島へは船、多良間島へは船と飛行機で行くことができます。そしてさらに多良間島からはチャーター船(定期航路はなし)で水納島へ行くことができます。
島内でのアクセス
6つの有人島からなる宮古島宮古島の約8割、沖縄の離島でも4位の面積をほこる宮古島。歩いて回るのは厳しいです。島内には離島としては充実した路線バスがありますが観光で利用するのは難しいと思います。
せっかくなら橋でつながる離島にも行くと思うのでレンタカーかレンタルバイクが現実的な選択肢となるでしょう。運転に慣れていて天気がよければですが個人的なオススメはレンタルバイク。綺麗な海を見ながら橋を渡るのは最高です。バイクに自信がなければレンタカーになると思います。島内にはレンタル屋さんもたくさんありますがハイシーズン中は予約をしたほうがいいです。ちなみに宮古島は比較的高低差が少ないので体力がある方なら自転車での観光も可能かもしれないです。私は無理です。
宮古島の印象
宮古島の中心地である平良の市街地はビルがあるわけではないですが開けてます。沖縄っぽさは感じるものの、ここだけ見ると離島という実感があまり湧きません。とはいえ市街地のすぐそばにはビーチがあるのですぐに離島を感じることができます。気候や習慣などは別としてインフラ面では本土とそう変わりない生活がおくれそうな気がします。
そういう季節に行っただけかもしれませんが、晴れていれば日差しが強いですが空は青く非常に明るい場所という印象。寒いより暑いほうがいい私にとっては好きな雰囲気です。
市街地を離れれば綺麗なビーチや絶景スポットが満載の宮古島。海水浴やシュノーケルスポットも多数あり海遊びが楽しいです。特にシュノーケルスポットはツアーに参加しなくても十分に楽しめる数少ない島だと思います。もちろんツアーも参加するだけの価値はあり。また前述の通り池間島、伊良部島、来間島とは橋でつながっていて島巡りも容易です。アクセス面だけでなくそこからの景観も橋の良さの一つ。宮古のきれいな海を眺めることができます。
宮古島の観光
宮古島といえばダイビングやシュノーケルなどのアクティビティも盛んですが、ここでは観光スポットをご紹介します。
宮古神社
宮古島の中心である平良にある宮古神社は住宅街の一角にあります。1590年(天正18年)の建立という歴史ある神社です。那覇市の波上宮の神様を勧請(神様の分霊をお迎えすること)さています。
漲水石畳道
宮古神社のそばにある漲水石畳道(はりみずいしだたみみち)。現在は当時の約3分の1のみ残っているそうです。

パイナガマビーチ
宮古島の中心から最も近いパイナガマビーチ。砂浜はちょっと石が混ざったりしていますが、市街地のすぐそこにこんな綺麗な海があるのはなんとも贅沢です。
砂山ビーチ
こちらも宮古島の中心である平良からアクセスしやすい砂山ビーチ。駐車場からビーチへ向かう道中も雰囲気があります。

砂山ビーチいえばなんといっても左手にある岩のアーチ。以前は中に入れましたが現在は立入禁止になってますので要注意です。

島尻のマングローブ林
奇祭「パーントゥ」で有名な島尻にあるマングローブ林。遊歩道が整備されていて林の中を散策できます。

マングローブとは汽水域(海水と淡水が混ざる水域)に生育する木の総称のことで、マングローブという植物があるわけではないです。

西平安名岬
宮古島の北の先にある西平安名岬(にしへんなざき)。

展望台からはとてもいい景色が見れます。

なんといっても海がきれい。宮古島はどこでも海はきれいですが、個人的には宮古島の北端と来間島周辺が一番発色がいいように思います。

比嘉ロードパーク
島の東側の海岸沿いにある比嘉ロードパーク。

宮古島では最も高い場所だそうで南シナ海と宮古島の海岸線を見ることができます。

新城海岸
島の東側にある新城海岸。白い砂浜が広がる開放的なビーチです。

シュノーケリングスポットでもありますが海は遠浅なので海水浴にもピッタリ。干潮だと浅すぎるかもしれないです。

満潮時などタイミングがよければウミガメにも会えます。

東平安名岬
島の南東端に細長く突き出た東平安名岬(ひがしへんなざき)。ここから見る海もとにかくきれいです。

こちらは先端部分にある平安名崎灯台。

灯台は有料ですが入場可能で上に登ることができます。きれいな景色が見れるのでオススメです。

インギャー
島の南側の海岸にあるインギャーマリンガーデン。

階段が整備されていて小高い丘に登ることができます。ここから見る海もきれいです。絶景だらけですな。

わいわいビーチ
島の南にあるわいわいビーチ。ウミガメに会えるスポットとしても有名です。

ウミガメは満潮時に餌を食べに来るのでそこに合わせて行くと会える確率がアップします。

与那覇前浜
宮古島のビーチのなかでも高い知名度がある与那覇前浜。

透明度は宮古島でも屈指だそうです。向かいには来間島があり来間大橋も見えます。

島の西側にあるので夕日のスポットとしても人気です。

添道サガリバナ
夜になると開花する珍しい花サガリバナ。咲いている時間が短く一つの花は一夜で散ってしまうため幻の花ともいわれています。

サガリバナがある周辺は明るいですが途中の道は真っ暗なので注意して行きましょう。

宮古島のグルメ
宮古そば
宮古島のグルメといえばまずは宮古そばでしょう。沖縄の代表的なグルメとしては沖縄そばが有名ですが、宮古そばは沖縄そばをルーツとして宮古列島で進化した麺料理です。
沖縄そばの平べったい麺に対して宮古そばでは丸麺が主流。トッピングは沖縄そばと同様に三枚肉、かまぼこ、ネギがスタンダードです。そして大きな特徴といえば盛り付け。三枚肉やかまぼこを麺が覆うように盛ってありひと目見ただけでは素そばのようです。中にはしっかり三枚肉とかまぼこが入っているので心配ご無用。ちなみに麺の上に具材が乗っている、いわゆる普通な盛り付けのお店もあります。ですが宮古においては麺で具材を隠すのが標準的だたようです。


ゆし豆腐
ゆし豆腐は沖縄県の有名な郷土料理の一つですが、宮古島の豆腐屋さんではゆし豆腐がのったそばをいただけるお店もあります。フワッフワな豆腐とそばは相性抜群です。

うずまきパン
宮古島名物のうずまきパン。バタークリームを塗って巻き込んだパンで、その断面が渦巻きのように見えるのでうずまきパンと呼ばれています。けっこうな種類があり島内のスーパーや売店で買うことができます。


ミキ
沖縄県や鹿児島県の奄美群島の伝統食であるミキ。宮古島でも製造・販売されています。こちらのマルマサミキは砂糖にお米、大麦を使った乳酸飲料。いくつかフレーバーがあります。

伊良部げんまい
伊良部島で昔から作られていた伊良部げんまい。実はこちらの飲み物もミキです。伊良部島のミキは砂糖にモチ粉で作られていて鮮やかなピンクは食紅によるものです。

元気の子
宮古島のみで販売されている乳酸飲料、元気の子。少し酸味があってさっぱりといただけます。

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