山あり鳥あり!道道548号天売島線で島を一周【北海道 天売島 観光】
島を一周する道道548号
天売島を一周する道道548号天売島線。特に観光地ではなくてもいい風景があったので写真をまとめました。市街地から時計回りで島を一周しています。
市街地を抜けて赤岩展望台方面へ少し進んだ黒崎海岸付近の様子。
この辺りはウミネコがたくさんいてとても賑やかです。
鳥たちの落とし物で道路の色が変わるほど。なかなかの光景です。
青い海と島の緑、そしてそこにこの白い道が意外に映える。
普通に道路に鳥がいるので車で通る際には注意が必要ですね。
道路脇の平坦なスペース。
どうやらここ一帯はウミネコの繁殖地になっているようです。そりゃあウミネコがたくさんいるわけだ。
ここは島の東側の黒崎海岸。海岸の岩場は道路の比ではないくらい落とし物で白くなっています。これはすごい。
もちろん上空にはウミネコたちが飛び回っています。奥に見えるのはお隣の焼尻島。
海のほうに目をやると何やら黒いのがプカプカ浮かんでいます。もしやこれはウトウでは。ウトウの繁殖地でもある天売島。昼間は海で過ごし夜になると陸地に戻る面白い鳥です。ウトウの帰巣はガイドツアーに参加すると見ることができます。ウトウが一斉に帰ってくる様子は圧巻なので参加をオススメします。
白い道エリアからもう少し進んだところ。
徐々にウミネコの数は減ってきます。それでもけっこういますけど。
白いのが大人のウミネコ、茶色いのが子供のウミネコです。
赤岩展望台方面を見たところ。
振り返って市街地方面です。
この辺りの海岸の岩も白い。もともと白いのかなとも思うほどです。波がかかるところは黒いのでおそらく変色しているのでしょう。
陸地をウロウロするウミネコ。
空を飛び回るウミネコ。
何のために飛んでいるんだろう。
そこに鳥 あそこにも鳥 ここに鳥
この辺りはマムシが出るようです。なのでヤブの中に入るのは要注意。普通は入ることはないかもしれないですが。
赤岩展望台の方へ伸びる道道548号天売島線。ここまで来るとほとんどウミネコはいません。
展望台へ行く途中には坂道があります。自転車など自力だとまあまあきつい傾斜です。
坂を登る途中に見た天売島の景色。
非常にいい眺めです。
頑張って登った甲斐がありますね。
道道548号とその奥に焼尻島。
坂道をある程度登ると草むらが広がっているエリアへ出ます。
地面には穴があいてますがこれはウトウの巣。ウトウの繁殖地に入ったようですね。ウトウは1メートルほどの穴を掘って巣をつくります。
赤岩展望台と赤岩園地は別にまとめているのでここでは割愛。赤岩園地で折り返して島の西側へと進みます。
高い場所から天売島ごしに見る焼尻島です。
西側の道道548号の様子。
島の西側は険しい地形で場所によっては断崖絶壁になっています。
まるで山の尾根のようになっている島の西側。その上を道道548号が走っているのでとても景色がいいです。この日は雲が出てきてしまったのですがコンディションがよければもっと綺麗な景色が見れるでしょう。
島の西側を駆け抜け北部へ来ました。
天売島の北端はゴメ岬。岬には天売島灯台があります。天売島灯台が設置されたのは1968年(昭和43年)で同じ年に赤岩埼灯台も造られました。
島北部の草むらごしに見る焼尻島。
道の脇にネコがいました。ノラネコでしょうか。かわいいですが野生化したネコが鳥を食べるなど生態系に影響しているようです。
道道548号沿いにあった愛鳥の碑。以前はこの上に像があったようです。
ここには展望台というか休憩所もありました。
ここからは天売港が一望できます。
焼尻島もよく見えました。
島によっては地形や道路事情によって一周するのが難しい場合がありますが天売島はとても回りやすいです。しかも道路からの景色もグッド。訪問時は後半に雲が出てきてしまったのですが晴れた日の風景も見てみたいものです。
天売島の観光スポット
- 世界最大のウトウの繁殖地!赤岩園地と赤岩展望台
- オロロン鳥も戻り中!海鳥観察舎もある千鳥ケ浦園地
- 日本海側は断崖絶壁 観音岬が一望できる観音岬園地
- カフェも併設 島の自然を学べる海の宇宙館
- ウトウが海から一斉に帰巣!夕暮れのガイドツアー
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- スポット名道道548号天売島線
- 住所海道苫前郡羽幌町天売豊畑
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