信徒の航海安全・大漁を祈願して建立された希望の聖母像【中通島】
信徒の安全を願う希望の聖母像
中通島の南部の東海岸に面した串浜地区。その先端に希望の聖母像があります。こちらは防波堤に設けられた入口。
防波堤から遊歩道を進んだ先に希望の聖母像はあります。
希望の聖母像は串浜教会の信徒の保護と航海安全、大漁を祈願して1954年(昭和29年)に建立されました。
建立にあたって串浜教会の司祭と地元の民間企業の協力があったそうです。老朽化により1996年(平成8年)に建て替えられました。
串浜の海を優しく見守る聖母像。
串浜の海です。
ちなみに防波堤には近海に生息する魚の写真付きの説明がありました。
希望の聖母像の建立を主導した串浜教会。江戸幕府によるキリシタン迫害が激しかった1815年(文化12年)、信徒が小舟にて串浜地区に移り住みました。厳しい迫害を乗り越え1899年(明治32年)に串浜教会を創建。老朽化のため1967年(昭和42年)に建て替えたそうです。
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- スポット名希望の聖母像
- 住所長崎県南松浦郡長崎 新上五島町岩瀬浦郷 希望の聖母像
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